暑い夏の乾き

夏場のマスクは実は熱中症の原因や理由に
なるってしっていましたか?

しかし、いろいろな事情でマスクを使いたい
という人も多いかと思います。

ここでは
夏場にマスクを使うとなぜ熱中症に
なりやすいのかという原因や理由
そして、かんたんで効果的な対策や解決方法を
お伝えします。

夏場のマスクで熱中症?

夏場にマスクを使うとなぜ熱中症になるの
でしょうか?

理由や原因は次のとおりです。

  • 熱がこもる
  • 湿気が高くなる

この2つが大きな原因になります。

ではなぜこれらの原因で
夏場にマスクをすると熱中症になるのか
を説明します。

熱がこもる

熱がこもるとなぜ熱中症になりやすく
なるかというと

運動や作業をすると
私たちのからだの中で熱が生まれます。
ただし、人間のからだには
体温調節機能が備わっているため、
体温が上がり過ぎたときには、
自律神経の働きによって末梢の血管が拡張し、
皮膚に多くの血液が流れ込むことで
熱をからだの外に放出します。
同時に、体温が上がったら汗をかき、
その汗が蒸発するときにからだの表面から
熱を奪うことで、上がった体温を
下げようと働きます。
ところが、あまりに暑い環境に長くいると、
体温調節機能が乱れて体外への
熱の放出ができなくなり、
体内に熱がこもって体温が上昇します。
また、急激に大量の汗をかくと、
体内の水分と塩分が失われ、
体液のバランスが崩れてしまいます。
それが筋肉や血流、神経などからだの
さまざまな部分に影響をおよぼすと、
けいれんやめまい、失神、頭痛、吐き気
といった熱中症の症状があらわれるのです。

第一三共ヘルスケアより引用

体温が高くなったとからだが
感じた時に自動ではたらく体温調節機能が
あるからマスクを付けていて口元が熱くなる
ことでこの体温調節機能が自動で働いて
しまいます。

しかし、マスクを着用していると
顔全体の体温が上昇し

”体温調節機能”

が自動ではたらいてしまいます。

体温調節機能が長いあいだ続くことで
機能が乱れてうまく体温を調節することが
できなくなりからだの内部に熱が
こもってしまうという状態になります。

これによりマスクを着用していない状態
のときよりも早い段階で熱中症になるようです。

湿気が高くなる

湿気と熱中症の関係はどうなのでしょうか。

熱中症とマスクと湿気の関係ですが
マスクを着用していると当然ですが
マスクの中は鼻や口からの呼吸で
湿気がいっぱいになります。

それによって口腔内や喉が潤うことで
マスクをつけっぱなしにしていると

「喉のかわきを感じにくい状態」

になるんです。

結果的に水分補給がおろそかになって
からだの水分がたりなくなり最終的には

”脱水症状”

におちいってしまうのです。

マスクによる熱中症の対策や解決方法は

夏場にマスクを使用すると

  • 熱がこもる
  • 湿気が高くなり

これらの原因で熱中症になりやすく
なってしまいます。

とはいえ、
夏場でもマスクが必要な場面はありますよね。

では、夏場にマスクを着用しても
熱中症になりにくい対策や解決方法は
あるのでしょうか。

マスクをひんやりさせる

マスク自体をひんやりさせることで
体温の上昇を抑えることができます。

とはいえマスクを水でぬらしてしまうと
呼吸がむずかしくなってしまうので
体感的に涼しいと感じるような対策に
なります。

ハッカ油スプレー

ハッカ油スプレーをマスクにふきかけて
呼吸をするたびにミントの涼しい感じ
感じることができます。

冷感スプレー

ここ最近は夏場の熱中症が増えてきたので
この手のスプレータイプのものも
増えてきています。

熱中症対策用品 冷感スプレー ひんやりシャツシャワー  CN8103

ポータブル扇風機

ハッカ油スプレーや冷感スプレーと
ポータブル扇風機を使うことで
より体感温度を下げることができます。

以前は手持ちタイプがばかりでしたが
最近はハンズフリーの首掛けタイプが
主流になっています。

これだと両手が使えるので
ポータブル扇風機を使うストレスが
かなり軽減されます。

夏用マスクの使用

夏用の冷感マスクを使用する
方法もあります。

Youtubeなどでも
夏用マスクの作り方などが
拡散していますが

夏の暑い時にマスクを着用する目的は

”ウィルス感染を防ぐ”

といことを忘れてはいけない
ということです。

Amazonや楽天市場やYahooショッピングでも
多くの冷感マスクが販売されていますが
それらを購入する際は

  • ウィルス感染に効果があるのか?

この点はかならず製品の詳細を確認して
チェックするようにしましょう。

中には説明文にきちんと

  • 抗菌
  • 防菌

などと記載しているマスクもあります。

大切なのは、

マスクを付けること

ではなく

マスクで身を守ること

を忘れないでください。

くれぐれも熱中症の予防のために

  • 冷感
  • 速乾
  • UVカット

などという部分だけに特化した
抗菌や防菌効果のないマスクを
購入しないように注意してください。

冷房がついていても定期的に換気を

夏はあつくて冷房をガンガンにつけて
部屋を冷やして快適に過ごしているという
場合もあります。

部屋を密閉状態にしておくのは
ウィルス感染しやすい状態と
いうことになります。

3密という言葉あるほど
密閉空間はウィルスに感染しやすい状況
といえます。

だから、夏であつくて涼しい空気を
外気で温めたくないと思っても
定期的に換気することをおすすめします。

目安は2時間に1回5分から10分程度
とされています。

部屋が熱くなるから嫌だなと思わずに
健康のために定期的に換気しましょう。

運動不足も熱中症のリスクを上昇させる

運動不足になると、汗をかいて
体温を下げる体の準備が
十分にできないほか、水分をためる機能
のある筋肉が減り、脱水状態に
なりやすいからだといいます。

NHKサイトより引用

運動不足も熱中症のリスクを上昇させる
要因であるとNHKサイトにも記載してありました。

自宅でできる運動は少ないかもしれませんが
ほんの5分や10分でもいいので自宅で
できるかんたんな運動を取り入れて
夏に向けて準備をしていきましょう。

You Tubeで自宅でかんたんにできる
運動があったのでダイエット効果もあるので
スキマ時間にでもおこなってみては
どうですか?

まとめ

夏場のマスクで熱中症になる
原因や理由は

  • 熱がこもる
  • 湿気が高くなる

です。

熱がこもることや湿気でなぜ
熱中症になりやすくなるのかは
この記事の上部で説明したので
ここでは詳しくは記載しませんが
これらの原因にたいして
対策することで
夏場にマスクを使うことで熱中症になる
リスクを減少させることができます。

その方法としては

  • ハッカ油スプレー
  • 冷感スプレー
  • ポータブル扇風機
  • 夏用マスク

このような対策グッズがあります。

これらを単品で使用するのではなく
組み合わせて使用することで
夏場にマスクを使い熱中症になる原因や理由を
減らすことでできるだけ不快に思うことなく
快適に夏を過ごして貰えればと思います。

おすすめの組み合わせは

夏用マスク

マスクを選ぶ際は
防菌や抗菌と表示がある製品を
優先的に見ていきましょう。

ポータブル扇風機

ポータブル扇風機は首掛けタイプが
両手が自由に使えるのでおすすめです。

この組み合わせがマスクによる熱中症対策には
効果的だと思います。

あなたはどのような組み合わせが
一番効果的だと思いますか?